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非定型うつ病とは [非定型うつ病]

a0002_010751.jpg典型的なうつの症状といえば、

眠れない食、欲がない、

何をしても楽しくない、

などですが、

最近は、このような典型に当てはまらない

非定型うつ が増えています。




非定型うつ病とは どんなものなのでしょうか。


特徴をまとめてみました。



うつ病は、原因もなくいつ何時でも深い憂鬱感が湧いてきますが、

非定型うつ病は、本人にとって都合の悪いことに対面すると

気分が沈み込んだ状態が続くものの、

よいことや楽しい出来事があると、

それまでの不調がウソのようにたちまち元気になるというもの。



うつ病のような症状で仕事ができなくなり、

休暇を取っているのに、

プライベートで元気に飲み会に参加したり

旅行に行っ たりしている。



女性に多く、発症年齢が20~30代と若いのが特徴。

1日の中に気分の浮き沈みがあり、

炭水化物や甘いものが食べたくなることが多い。


長時間眠っても疲れがとれず、朝起きられない。


体重が急激に増えてしまっている。


自分がうまくいかないのは周りが悪い、と思ってしまう傾向がある。


考え方の癖や生活リズムの乱れなど、

何らかの「なりやすさ」を持っている人が、

ストレスをきっかけに発症するケースが多い。

他人の評価を気にして、不安な人はなりやすいといわれている。

また、

セロトニンやノルアドレナリンなどの

神経伝達物質の機能低下も関与していると考えられている。




俗に 新型うつ病とも言われています。









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大切な人がうつの時 あなたが心得ること [うつの対応]

a0002_010078.jpg厚生労働省が実施している

患者調査によれば、

うつ病の患者数は

平成20年には100万人を突破。

12年間で2.4倍に増加しているそうです。

うつ病は、

患者数としては女性の比率が高いものの、

症状としては男性は深刻化しやすく、

自殺のリスクは男性のほうが高いといわれています。

うつ病の患者に対しては、

適切な医学的治療と周囲のサポートが不可欠です。



あなたの身近な人がうつ病になったら対処すべき9つの事柄


1. 治療が必要だと理解する

  うつ病は医学的治療が必要とされる病気の一種です。

  家族や友人、恋人などが話を聞いたり支援したりするのは大事ですが、それだけでは不十分でしょう。

  このことを覚えておけば、うつ病の人にいらだったり、失望したりするのを防ぐことができます。

  
2. 治療の後押しをする

  うつ病の人は、なかなか病院に足を運びたがらないことがあります。

  その場合、周囲の人が通院の後押しをしてあげるべきでしょう。


3. 症状についてよく話し合う

  あなたや周囲の人が気にかけていて、

  いつでも支援できることを伝えましょう。

  病院に連れていくことを申し出るのもいいですね。

  もし 内面について話をすることがあったら、

  絶望感や、物事の成り行きを悪い方向にばかり考えていないか、

  などの兆候がないか慎重に耳を傾けてください。


4. コンタクトを取り続ける

  うつ病の人には電話したり、ちょっと顔を見せたり、

  日々の活動に誘ってあげましょう。


5. 小さな目標に専念させる

  日々の活動でどんなに小さなことでも

  何かを達成したら褒めてあげましょう。

  うつ病の人は現実逃避したくなったり、受け身になったりすることがありますが、

  何か活動をして小さな達成感を重ねることで、この症状は軽減できます。


6. うつ病について学ぶ

  うつ病に関する本は、情報源が信頼できるものであればとても役に立ちます。

  いろいろな治療法についても情報を得ましょう。


7. 地域のサービスを利用する

  お住まいの地域の公共サービスを利用しましょう。

  各地域にある精神保健福祉センター(精神医療センター)では、

  うつ病に関する相談や情報提供などを行っている場合があります。



8. 病院に行くように勧める

  うつ病の人は何事においても意欲が低下しているので、

  周囲の人が積極的に近くの病院について情報を集めるのもよいでしょう。


9. 注意を払う

  別居や離婚、失業や家族の死、その他深刻なストレスによって

  情緒的に不安定な場合には、彼を支える心の準備が必要です。

  うつ病は、一度快復してもまたふとしたきっかけで再発するおそれがあります。

  うつ病経験者が何か不幸な出来事に直面した場合、

  周囲の人はその心身の状況を慎重に見守ってください。








タグ:うつ
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赤身の牛肉の意外な効果とは [食生活]


6790248037_7a48d0052c.jpg赤身肉を摂取しないと

「うつ病」リスクが高まることが判明。

推奨される赤身の牛肉の

一日の摂取量を下回る女性は、

うつ病もしくは

不安障害のリスクが

2倍であることがわかりました。

ただ、

推奨される摂取量を上回ることも、

抑うつや不安と関係が認められました。


つまり、適量の赤身の牛肉を摂取することが

精神的健康に良いという研究結果がありました。


不思議なことに、

赤身の牛肉以外の、チキンやポーク、そして魚には

この結果が認められないというのです。


そして、例え同じ赤身の牛肉であったとしても

牧草で育てられた牛肉の方が良いと言うことです。


牧草で育てられた牛肉には、

より心身の健康に効果的な

オメガ3脂肪酸を多く含んでいるからだというのです。


残念ながら、日本をはじめとしてアメリカなどで飼育される牛は

穀物で飼育されることがほとんどです。


とはいっても、

普通の赤身の牛肉でも適量を摂取すれば

精神的な健康の維持には効果があるようです。


  ※オメガ3脂肪酸の必要量は成人では1日に2g程度とされている。






    


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うつ病患者の危険なサインとは [危険なサイン]

a0002_008023.jpgうつ病は、男性より女性に多く見られます。

しかし、日本では自殺者の大部分を男性が占めています。

平成24 年 4月の内閣府の発表では、

自殺者の総数 約2000人のうち、

男性が女性の2倍以上ありました。


うつ病が自殺の重要な危険因子であることを考えると、

その“サイン”を見逃さ無いことが大切です。


男性自殺者の家族に実施した聞き取り調査を元に、

うつ病を患って自殺してしまった男性が、

その直前に見せたサインを、

危険度の低いものから紹介していきます。

 
 ●どうしても喜べない、または、興味が湧かない

   例えば、 音楽を聞かなくなった、テレビを見なくなった、

         将棋や囲碁、スポーツなどの娯楽や社会活動に参加したがらなくなった、

         ことなどが挙げられます。

   多くのことに興味をなくしたり、以前は好きだったことが好きでなくなったりしたら、

   気にかけてみた方がいいかも知れません。

 ●憂うつな気分や気分の落ち込み

   一日中苦痛の表情を浮かべていた、や、話しながら泣いていた は、

   さすがに心配になりますが、そうでなくても、

   ため息をついていた や 消極的または悲観的な考えを述べた 

   などの様子も警戒対象であるようです。


 ●ほぼ毎日疲れている、元気がない


 ●自分には価値がない、役に立たない、失敗者だと思い込む

   うつ病患者の男性自殺者のうち、

   約7割に 疲労感 と 無価値観・罪悪感 というものがあります。

   自己評価が急激に低下するのは危険です。

 ●不眠・過眠

   危険度がもっとも高いのは、なんと睡眠関係のトラブルでした。

   自殺の2週間前くらいから、 夜眠れない や、逆に 寝過ぎる などの

   症状を訴えることが多かったようです。

   睡眠薬を必要としたり、増量したりするのも特徴的です。



周囲の男性に このような事が当てはまる人がいたら
 
病院に受診するよう、働きかけてみてください。

職場や家庭などで共有できれば、きっと自殺は少なくできるはずです。




タグ:うつサイン
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うつにならないための食生活は [食生活]

食事をする家族1.jpgうつ病にならない為には、

どんな食生活を心がければいいのでしょうか?


毎日の食事には、健康な身体を作り、維持していく事と、

食事をする楽しさを味わう事の、二つがあります。

好きな食べ物を食することは喜びにもなります。

美味しい食事を味わうことはストレス解消にも繋がります。

つまり、食事を上手に行うことはうつ病の予防にも繋がっているのです。


 ・食事を楽しみましょう

   必要な栄養を取るだけならサプリメントでも充分ですが、

   歯ごたえや味わいといった感覚は食事でなければ得られません。

   同じ食材でも、味付けや調理で大きく変化する、見た目や味を楽しみましょう。


 ・食品や栄養のバランスを考えましょう。

   やはり 食事は好きな料理だけを摂る訳にはいきません。

   彩りなどの料理の見た目を考えると、食欲が増すかもしれません。



  
最近の研究で、食卓の豊かさは、

うつ病の発症リスクの低下に大きな役目を果たすことが判明しました。

統計的に見て

野菜や果物、魚を多く食べている人ほどうつ病になりにくく、

加工食品やお菓子などの甘いもの・揚げ物などの

食品ばかりを食べる人がうつ病になりやすいというのです。


  魚に含まれるDHAなどの不飽和脂肪酸が脳神経の働きを助けることや、

  セロトニンの合成に関わるビタミンを豊富に摂取していること、

  低脂肪・低炭水化物の食事がうつ病の改善に効果的であること。

  逆に高脂肪・高炭水化物の食生活は、うつ病リスクを増加させてしまいます。

  つまり、揚げ物や甘いものが多いコンビニ・ファーストフードの利用が増加していることが、

  うつ病の増加に何らかの影響を与えている可能性は高いと言えます。



うつ病を予防・改善する為に摂りたいものは、

精神の安定に関わる、 葉酸、ビタミンB12 ・ビタミンB6が豊富なもの

 ・ほうれん草、アスパラガスなどの野菜や大豆

 ・イワシ、さんまなどの青魚・・・ビタミンB12 ・ビタミンB6が豊富で
                     タンパク質とDHAなどが血流改善に効果あり

 ・鮭、さんま・・・ビタミンDを摂ることで、 
           更年期の女性のうつを減らすということが明らかにされました。

 

 ・ヨーグルト

   ヨーグルトを含め乳製品に含まれるプロバイオティクスは、
  
   不安やうつ病に関連した障害の治療に有効だという研究結果を、

   イギリスのニュースサイト『Mail Online』が発表しました。


 
 ・レバーやチーズ


 ・チョコレート

   「適度なチョコレートは充実感をもたらし、気分や認知機能を高める働きがある」という

   研究結果があります。


 ・お肉 

   セロトニンの材料ともいえるトリプトファンを含んでいます。 

 

   



タグ:うつ
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うつ病の予防方法 [うつの予防法]

休憩.jpg
うつ病の発症には、

日常生活のストレスと関係があるといわれています。

また、生活習慣・食習慣の乱れも関係があるといわれています。


自分の性格を知り、気持ちに余裕を持たせましょう


うつ病の予防のために気をつけたいこと
 
  ●がんばり過ぎない。

    生真面目、仕事熱心、凝り性、責任感が強いなど

    長所といってよい資質ですが、

    無理をしすぎると、心身ともに限界を超えてしまいます。
 

  ●一人で抱え込まず、他の人に相談して、手伝ってもらい、

   負担を軽くするようにしましょう。
  
 
  ●他人を気にせず、ゆったりマイペースを保ちましょう。

    ものごとに優先順位をつけて、大事なことから片づけていくようにします。

    

  ●生活習慣では、規則正しい生活を心がけましょう。

    十分な睡眠で脳を休め、ウォーキングや軽い運動は、

    セロトニンを活性化するのでストレス発散になります。
  
  
  ●適度なアルコール摂取はリラックス効果があります。

  
  ●バランスの取れた食事

    ・葉酸  気分を落ち着かせ、脳神経を健康に保ちます。
   
      レバー・ホウレンソウ・豆・ブロッコリー・アボカド・オレンジ


    ・ビタミンB6  神経伝達物質の生成の為に必要な栄養素です。

               
      豆・ナッツ・アボカド・バナナ・ホウレンソウ・トマト・肉・魚・麦芽米

    
    ・ビタミンB12  気分を落ち着かせ、脳神経を健康に保ちます

      肉・魚・ヨーグルト・牛乳・卵・チーズ
   

    ・EPA・DHAの摂取 

      青魚

    
    

 ●日光を浴びる

    朝、日光を浴びる事で、

    脳の神経回路ネットワークを活性化させる物質セロトニンを

    増やす事も分かっています。


 ●メンタルケアに作用する

   サプリメントを利用するのも一つの手段です。

 

うつ病は、

脳の中の神経の伝達がうまくいかなくなるなどの

機能の異常によって起きる病気です。

「気の持ちよう」や「心の弱さ」などで起こるものではありません。

きちんと医師の診察を受け、

うつ病の適切な治療を受ければ治すことができる病気です。 






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躁うつ病とは [うつ病の種類]

桜と2羽のカルガモ .jpg
躁うつ病(双極性障害)とは、躁と うつを繰り返すものをいいます。

躁のときは、気分が明るくなり意欲が高まった状態になり、

休まずに働き続けたりします。

しかし、あまり躁状態が強くなると、

気持ちが大きくなって借金を重ねたり、

周りの人とトラブルをおこしたりするようになります。

現在では、

うつ病と 躁うつ病は別の疾患と考えられていて、治療法も異なってきます。


躁(気分の上がり過ぎた状態)になると、次のような症状が見られます。
    
  気分は高揚し、楽観的になる

  頭の回転は速くなるが、考えがまとまりにくい

  多弁、多動

  判断力が乏しくなり、危険を顧みない

  睡眠時間が少なくても疲れを感じない

  注意散漫になり、集中力も低下

  イライラしやすく、怒りっぽい



うつ(気分が落ち込んだ状態)になると、次のような症状が見られます。

  悲しい気持ちになり、絶望感が強い

  今まで楽しめていたことに興味を感じなくなる

  頭の回転がスローになり、思考力が低下する

  疲れやすくなる

  不眠、食欲低下

  自責の念が大きくなり、自殺願望が生じる


躁うつ病の原因は遺伝的な要因が大きいことが知られています。

一卵性双生児の片方が躁うつ病の場合、

もう片方も躁うつ病になる確率は85~89%という最近の報告があります。

しかし、双子の例でも、

残りの15%程は躁うつ病を発症しませんので、

原因は遺伝子のみならず、社会・環境的な要因も絡んでいると考えられています。





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冬季うつ病とは [うつ病の種類]

雪のかやぶき屋根.jpg冬季うつ病は、

季節性うつ病(季節性気分障害)の一種です。


秋から冬に限って うつが出現し、春になると回復する季節性を持ちます。

冬季の日照時間と関係していると考えられています。


また

甘いものを、より食べがちになるなど、

夏の頃より体重が増えやすく、

睡眠時間が長くなるという傾向があります。



晴れた日は気分が良くなりやすいものですが、

実際、日光には気分を良くする働きがあります。

日光が目の奥の網膜に当たると、信号が脳に伝わり、

脳内でセロトニンと呼ばれる物質が増加します。

  ※セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつで、

   セロトニン不足はうつ病の直接的な原因と考えられています。

気分の調節を担う重要な物質ですが、

冬至に向けて日照時間が日増しに短くなるので、

脳内のセロトニンの量が不足気味になります。


一方、メラトニンは夜間の睡眠中に脳内分泌量が最大になり、

   ※メラトニンは覚醒と睡眠の時間が交互にやってくる生体リズムを作る基礎になる物質

昼間の太陽光で脳内分泌量が抑制されることがわかっています。

つまり、セロトニン不足はうつ症状を促し、

本来 就寝時のメラトニンが、

起床時にも多いことで、

活動的な気持ちになれないと いうことになります。



冬季うつ病の症状として


 気分の落ち込み

 今まで楽しんできたことを楽しめない

 イライラしやすい

 疲れやすい

 食欲亢進、特に、甘いものへの欲求が強まる
 
 活動量の低下

 睡眠時間が長くなる 


などがあります。






タグ:冬季うつ病
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季節性うつ病とは [うつ病の種類]


光のシャワー .jpgある特定の季節に症状が現れるうつ病のことをいいます。

晩秋から冬にかけて症状が現れて、春先によくなるものが多く、

日照時間が関係しているといわれています。

普通のうつ病と違って、

過眠や過食(特に甘いものを好んで食べる)などの

非定型な症状が現れることがあります。


夏に うつ状態となる夏期うつ病の報告もありますが、

これは極めて希であり 多くは冬期うつ病です。


この、季節性うつ病は、

光パルス療法が劇的に症状を改善させることがわかりました。


光パルス療法は、

2500から3000ルックス程度の光を早朝2時間ほど浴びる

(1分間に10秒程度光源を見つめる)治療法で、

早い人では 二、三日中にも効果が現れてきます。


季節性うつ病の初発年齢は20歳代前半で、

2~4倍の割で女性が多いといわれています。



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気分変調症とは [うつ病の種類]

レンガ造りにアーチの窓 .jpg気分変調症とは、

軽度の抑うつ気分、広範な興味の消失や何事も楽しめないという感じが、

長い期間(2年以上)続く状態をいいます。

うつ病と、性格的要素や神経症的傾向とが

重なりあっているようなものと考えられます。

疲労感が持続したり、「自分は価値がない」という考えや、

自己嫌悪感や罪悪感を伴うということがよくあります。

余暇や趣味を楽しめない状態になりがちです。

このような症状に不安感が慢性的に伴うこともよくあります。



気分変調症の症状に

 ・食欲の変化(食欲不振または過食)

 ・睡眠の変化(不眠または過眠)
 
 ・疲れやすい

 ・自分に自信が持てない

 ・集中力の低下

 ・決断を下すのが困難

 ・絶望感を覚える  

などが、あります。


気分変調症では、

冴えない気持ちでいるのが、普段の状態になっているので、

本人は心の病的状態に 気が付きにくいのです。

本人の気質に近い面があるので、

気分変調症の抑うつ症状は うつ病より軽度であるにも関わらず、

治療はうつ病と比較して より難しくなってしまう傾向があります。


10代、20代に多いと言われていますが、

原因については特定できる場合と特定できない場合や、

治り方も人によって様々です。


もともとの性格や、偏った見解が原因と言われることも

あります。









  

タグ:気分変調症
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大うつ病とは [うつ病の種類]


食事をする家族.jpg大うつ病とは、

抑うつ状態が長期間継続するタイプ。

一般的に「うつ病」と言えば、この大うつ病をいいます。


つまり、

軽症うつ病が周りからはわからない程度のうつ病であるのに対し、

大うつ病とは、はた目からみてもそれとわかる程のうつ病ということです。


大うつ病と気分変調症との関係についていえば、

ひとつは、「気分変調症」が「大うつ病」に先行して現れる場合があることです。

あるいは、「大うつ病」が完全によくならず、

軽うつ状態が、だらだらと続き「気分変調症」といえるような状態になることもあります。


現れる症状

 ●特に多い症状は、睡眠障害です。

  一言で不眠ともいえますが、

  逆に睡眠のリズムが崩れて、過眠になる場合もあります。

身体的な症状として

 ●全身の倦怠感  
 ●頭痛 
 ●めまい 
 ●首や肩のこり  
 ●頭痛
 ●関節・腰痛   
 ●腹痛 
 ●便秘  
 ●食欲不振・過食 
 ●性欲減退


感情面で見られる症状には
 
 ●抑うつ気分  
 ●ゆううつ感  
 ●イライラ感  
 ●不安・焦燥感  
 ●不全感 
  
 ●罪責感    
 ●自責の念   
 ●悲観・絶望  
 ●心配性     
 ●自殺念慮
  
 ●思考力減退  
 ●思考力低下  
 ●集中困難  
 ●興味・関心低下  
 ●記憶力低下 
  
 ●貧困妄想   
 ●心気妄想   
 ●罪業妄想  
 ●疾病妄想
  
 ●行為抑制   
 ●おっくう  
 ●根気のなさ  
 ●無気力  
 ●行動力低下 
  

うつ病の発症には、

日常生活のストレスと関係があるといわれています。

ストレスをためない生活を送ることが、予防や回復につながります。







タグ:うつ病
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軽症うつとは [うつ病の種類]


梅宮大社の花しょうぶ .jpg軽症うつとは、

本人自身は、相当、苦しんでいる場合も多いのですが、

仕事などは一応こなせていて、

他人からみると

ほとんど変化がないように見える程度のものと考えてよいでしょう。


ストレスの多い30~50代の働き盛りの人に多くみられ、

軽症から重症までさまざまな程度で現れます。


うつ病全体から見て、圧倒的に多いのが軽症うつ病です。



軽症うつ病の症状では、不眠が最も多く、

易疲労感、頭重・頭痛、腹痛、肩こり、腰痛、食欲不振、腹部不快感、便秘、めまい感、動悸など、

いずれも身体症状ばかりです。


患者さんの多くは最初、体のどこかが悪いのかと考えて内科などを受診しますが、

各種の検査を受けても、結果は正常。

どこにも身体的異常は見当たりません。

いろいろな病院を回った結果、

やっと軽症うつ病と判明するケースが多いのです。



軽症うつ病の主な特徴は、
 
 ・35歳以上の方が多い

 ・仕事人間で、まじめで頑張り屋 

 ・身体症状が出やすい

 ・執着性格

 ・自分に厳しい

 ・休養がなかなか取れない

 ・一日内で気分の変動がある


軽症うつ病は、本人も周囲の人も気付きにくい病気ですので、

心と体の小さな変化に気付いたら、早めの対処が大切です。



原因は ストレス と 疲労

軽症うつは、

脳内の「セロトニン」と「ノルアドレナリン」という

2つの神経伝達物質の分泌が不足して起こると言われていますが、

その原因になるのが「ストレス」と「疲労」です。

充分な休息を与えられないと脳は不調を起こし、

神経伝達物質のバランスを崩してしまいます。



 軽症うつになったら休むのがいちばんです。

自分にあった休息法を見つけることが大事です。


休む余裕がない場合には、気分転換の方法を持っておくといいでしょう。


ひとり部屋にじっとこもっている方が気楽で休まるという人もいれば、

誰かとおしゃべりして発散した方がストレスから解放される人もいます。



気分転換には

発散・・・運動、カラオケ、ドライブ、おしゃべり、食べる、お酒、買物 


没頭・・・料理、読書、趣味


リラックス・・・入浴、アロマテラピー  


自分に合った発散方法を見つけ、ストレスと上手に付き合いたいものです。



からだと心を健康に保つ為に、

規則正しい生活を心がけましょう。







タグ:軽症うつ
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うつの症状 [うつの症状]

頭を抱えるサラリーマン .jpgうつ病は、

気分の落ち込みが特徴的な病気です。


気分の落ち込み自体は、日常生活で誰でも経験する事であり、

うつ病と正常範囲の気分の落ち込みを分ける境界は曖昧です。

うつ病での気分の落ち込みは、

その症状の深刻さと症状の持続期間によって、

正常範囲の気分の落ち込みと区別することになります。



うつの症状としては、

 気分が落ち込み 、悲しい気持ちがする、涙が出やすくなる

 今まで楽しめていた事を楽しむことができない

 日常生活における活動量の著明な低下

 イライラが強く、落ち着かない、周囲に当り散らしてしまう

 食欲の変化(食欲不振または過食)

 睡眠の変化(不眠または睡眠)

 疲労が強い

 自信がなくなり、自分を責めるようになる、罪の意識を感じる

 思考力、集中力の低下

 身体症状(頭痛、腹痛、便秘、下痢など)

 性欲の変化

 自殺願望が生じる


症状のなかで、最も重大な問題は自殺のリスクです。

自殺者の多くは、自殺時にはうつ状態であったと推定され、

自殺とうつ病は密接な関係があるとわかっています。




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うつ病とは [うつ病]



窓際にたたずむ女性4 .jpgうつ病は

興味や意欲の喪失を生じたり、

眠れない、

食欲がない、など

抑うつ気分により

非常に苦しい思いをするなど、

生活に支障が生じ、治療の対象となった場合「うつ病」といわれます。


精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、

様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。



うつ病の患者では

脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの量が減少し、

情報伝達がスムーズに行われていないことがわかっています。


つまり、

うつ病は、

脳内の神経伝達物質の働きが悪くなっていることから起こる疾患で、

決して気持ちの持ち方や

精神論で解決できるものではありません。

血圧と同じように

症状によってはきちんとした服薬などが必要なのです。



うつ病は何種類かのタイプがあります。

わかりやすいように、いくつかのタイプに分類してみました。

1. 正常なうつ状態

2. 軽症うつ病 

3. 気分変調症 

4. 大うつ病 

5. 躁うつ病

6. 季節性うつ病  



うつ病は、

誰もがかかる可能性のある心の病気です。











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