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うつ病患者の危険なサインとは [危険なサイン]

a0002_008023.jpgうつ病は、男性より女性に多く見られます。

しかし、日本では自殺者の大部分を男性が占めています。

平成24 年 4月の内閣府の発表では、

自殺者の総数 約2000人のうち、

男性が女性の2倍以上ありました。


うつ病が自殺の重要な危険因子であることを考えると、

その“サイン”を見逃さ無いことが大切です。


男性自殺者の家族に実施した聞き取り調査を元に、

うつ病を患って自殺してしまった男性が、

その直前に見せたサインを、

危険度の低いものから紹介していきます。

 
 ●どうしても喜べない、または、興味が湧かない

   例えば、 音楽を聞かなくなった、テレビを見なくなった、

         将棋や囲碁、スポーツなどの娯楽や社会活動に参加したがらなくなった、

         ことなどが挙げられます。

   多くのことに興味をなくしたり、以前は好きだったことが好きでなくなったりしたら、

   気にかけてみた方がいいかも知れません。

 ●憂うつな気分や気分の落ち込み

   一日中苦痛の表情を浮かべていた、や、話しながら泣いていた は、

   さすがに心配になりますが、そうでなくても、

   ため息をついていた や 消極的または悲観的な考えを述べた 

   などの様子も警戒対象であるようです。


 ●ほぼ毎日疲れている、元気がない


 ●自分には価値がない、役に立たない、失敗者だと思い込む

   うつ病患者の男性自殺者のうち、

   約7割に 疲労感 と 無価値観・罪悪感 というものがあります。

   自己評価が急激に低下するのは危険です。

 ●不眠・過眠

   危険度がもっとも高いのは、なんと睡眠関係のトラブルでした。

   自殺の2週間前くらいから、 夜眠れない や、逆に 寝過ぎる などの

   症状を訴えることが多かったようです。

   睡眠薬を必要としたり、増量したりするのも特徴的です。



周囲の男性に このような事が当てはまる人がいたら
 
病院に受診するよう、働きかけてみてください。

職場や家庭などで共有できれば、きっと自殺は少なくできるはずです。




タグ:うつサイン
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